philanthropist.jpは、日本の富裕層フィランソロピーの知の拠点である。節税の話ではなく、「意味の設計」の話をする。財団設立・冠基金・遺贈寄付の制度と実務から、贈与論・富の福音といった思想の系譜まで、寄付と人生の関係を考えるための長い文章を届ける。
「見返りを求めない純粋な贈与」は本当に存在するのか。100年前の社会学者マルセル・モースは、世界中の贈り物を観察し、贈与は無償ではなく人と人を義務で結ぶ営みだと喝破した。ハウ、ポトラッチ、全体的給付——人類学の古典を手がかりに、寄付の作法と「三方よし」への架橋を考える。
日本には富裕層が約165万世帯存在する。一方で、「フィランソロピスト」を自認する日本人は、ほとんどいない。行為は存在するのに、呼び名が存在しない——この奇妙な不在から出発し、語源、カーネギー「富の福音」、ギビング・プレッジ、そして日本の系譜をたどりながら、フィランソロピストという人物像を定義し直す旗艦論考。
一般財団と公益財団の選び方、冠基金、遺贈寄付、株式寄付、公益認定。意思を実行へ翻訳するための制度の解剖。
贈与論、ポトラッチ、富の福音、ギビング・プレッジ。なぜ人は与えるのかという問いの、二千年の系譜。
国内外のフィランソロピストの物語と、匿名のケーススタディ。設計の実例から学ぶ。
寄付白書・富裕層推計の年次読み解き。日本の寄付と富の構造変化を、数字で定点観測する。
philanthropist.jpは、富の一部を社会的資産へ転換しようとする人々——イグジット起業家、オーナー経営者、創業家、そしてその伴走者——のための専門メディアである。
節税のための情報は扱わない。寄付先の単純な紹介もしない。扱うのは、「なぜ与えるのか」「どう設計するのか」「何を残すのか」という、より長い射程の問いである。確認できないデータは書かず、出典を明示し、読み応えを恐れない。それがこのサイトの編集方針である。
運営・執筆:philanthropist.jp編集部
富が公共へ転換された「器」の実例を集めるデータベースを公開した。創業者の私財による財団、企業出捐の財団——設立年・創設の経緯・助成分野を、公開情報に基づき収録している。
記事だけでは答えの出ない個別の問いに、編集部は少数限定で伴走している。フィランソロピー戦略の策定、財団・基金の設立支援、寄付先の調査と配分設計、理念のナラティブ構築。税務・登記・法務は提携する各分野の専門家と協働する。